幸せの形は、人によって違いますよね。
では、動物にとって何が幸せなのでしょうか?これは、動物種に、そして個々によって全く同じものは何ひとつありません。 飼い主の幸せ、動物の幸せ、私たちの幸せ。それぞれが違う。違うのが当たり前ですよね。 価値観が違う同士が集まれば、思い通りにいかないこともあるだろうし、そしてまたそれが学びにもなります。 飼い主だけでなく、動物そのものの声を聞いて動物の幸せを考えるのも獣医師の仕事です。というか、むしろ、飼い主と動物の仲介役、それが日常である筈です。 ここで必要なWin-Winのセンスは、Win-winでなく、Win-Win-Winを考えることになります。 獣医師はコーチングといっても、少し高度ですね。
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コーチングは、コーチングをする側にとってもされる側にとっても、より良い前進を起こすコミュニケーションです。 ですから、このセンスを身に着けると、コミュニケーションは円滑になります。だって、コーチと話しているだけで、コーチがそこにいるだけで、どんどん望んでいる結果が起こってくるから、クライアントにとっていてくれて嬉しい存在になるからです。 もし、獣医師がコーチングのセンスを持ったら、お互いにすいすいと望む結果(共通のものは、伴侶動物の健康など)が起こりやすくなるので、本当に良いでしょうね。 この、お互いにより良いことが起こるということを意図して話や行動をするのは Win-Winの法則ですよね。 獣医師と飼い主さんだけでなく、スタッフ同士、そして家族や地域社会とも、Win-Winを意識するだけで、私たちの人生の流れは急速に変化しますよ。ぜひ、意識してみてもらえると嬉しいです。 |
Author福井利恵 Archives
3月 2022
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