ここをクリックして編集する.今日は、体について考えてみようと思います。 月に一度、個人差はあるが、大体4〜5日程度、月経がきます。腹痛や貧血など人によって症状も個性があるが、楽ではないし、症状がきつい人だと、仕事ができないくらいのケースもあります。 それでも、なんとか現場についていこうと思ってしまうものです。 新卒で動物病院でのスタート位置は、男性獣医師と同じなはずです。しかし、職場のストレスが女性の場合は、月経に出るです。体は、働くよりも、子供を産んで癒し、育てる方向にできています。それを、現代は無理に男性に合わせるような業界の設定になってしまっています。男女雇用均等法とはいえ、重いものは持てないし、一般的に体力も弱い。体も華奢です。 もちろん、現場では女性だから日常フォローしてもらえるとはいえ、そうは言っていられないことも多いです。 「病院メンバーは、院長と自分と院長夫人と動物看護師さん一人。奥さんはすぐに上にあがるし、自分はお給料をもらっているから、簡単に帰れない。看護師さんにも悪いし・・・鎮痛剤を飲んだりしてなんとか職場に耐えています」 また、微妙な他の女性スタッフとの関係。生理がきつい女性が頼めるのは、生理が軽く、大丈夫な女性です。業務がそのままのしかかってくるので、お互いの理解も大切になってくるところ。 また、どちらも雇われているという自分の立場で、思い通りに振る舞えないのもネックです。 こんな例も。 「毎月具合が悪く、風邪といって休んでいます。生理だっていいづらいので、それで有給はほどんど使ってしまいます」 これだと、余暇がないことになる。いろいろと考えると、女性は本当に不利であるように思えます。月経が終わると、今度は更年期がきます。 体が悲鳴をあげているということ。 それを無視して働き続けるという状況は、女性の人生に大きなダメージを与えます。 月経期間からずっと具合が悪く、元気な日が月5日くらい、と言う方もいます。これは個人差があるので、正解はないというか、自己申請ですし、職場の理解も必要なところです。 体質の改善には、ストレスのかかりにくい生活が必要ですが、ここも難しいですね。 女性の腫瘍は、原因はストレスだと言われつことが多いですが、 特にこの月経時の症状の放置は、ホルモンバランスを崩し、その後も悪循環をうむことがわかっています。 当たり前と思って我慢することはないんです。あとで皺寄せがくると、本当に後悔することがあるかもしれません。 法律で取得できるように守られているのだから、恥ずかしがらずにどんどん生理休暇をとりましょう。それこそが、周囲の理解を促進し、女性が働きやすい職場を作っていくのですから。 生理がきつくなく、全く日常と変わらず過ごせる人もいるのも事実です。それが、女性同志の理解も難しくなり、また問題をややこしくしますが、だからこそ生理休暇が法律で認められていることがとても重要なのです。 この記事を書いて気がついたことなのですが、私自身も、女性が活躍することを望んでいます。しかし、体が違うことを認めて職場自体を変えていかないと、女性が仕事をやめなければならない現状を打破できないと感じました。 長い目で、少しずつでも女性がずっといて良い職場を創っていきましょう。
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Author福井利恵 Archives
3月 2022
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