さて、自己紹介をしたあと、
主訴を聞きます。 (※一応、質問票に書いてあるのをお持ちかもしれませんが、 それでも、この質問は、必ずしてください。) いつも、患者さんがきたときに、どう質問をされていますか? 基本の基本なのですが 「今日はどうなさいましたか?」という質問から入ると思います。 その時にクライアントさんが満足いく聴き方をしているか、ということがとても大切です。 次のチェックをしてみてください。 ・あいづちをしたか ・途中で、クライアントが話したことに対して、別の質問をはさまなかったか ・クライアントの話を遮らなかったか 結構の確率で、上記をしがちです。 この場合、 「今日はどうなさいましたか?」 「~~なので、きました」 「その~~について、詳しくお聞かせ願えますか?」 と、聞き返すことを習慣づけてみます。 そうすると、大抵のクライアントさんは、自分や自分のパートナー動物に関するストーリーを話しはじめます。 獣医師は、話をききながらあいづちをうち、「なるほど。それで?」というふうに続きの話を促します。 思いっきり聞きたい場合は、話しきってもらいます。 それだけ話すと、クライアントは 「聴いてもらえた」と強く感じるので、安心します。 ぜひ、このダブルのオープンエンデッド・クエスチョンを 習慣づけてみることをお勧めいたします。 (こちらは大学で動物医療教育でもう若い獣医師は学習しているはずです)
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Author福井利恵 Archives
3月 2022
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